ものを見る眼差しの養い方
洗練された一流の大人だけが通うことを許される「バー・ラジオ」。
店主の尾崎浩司さんは徳島の花柳界に育ち、16歳の頃から華道や茶道を習っていたそう。
16歳にして(しかも男子‼︎)、自らの意思で日本の伝統文化に触れたいと思うところからして類稀なる存在ですね。
私の16歳といえば、、、
思い出したくもありません^^;
その生け花や茶の湯で修めた所作や美意識に基づき、バーテンダーとして独自のスタイルを完成されました。
そんな尾崎さんを憧れの人と敬う松浦弥太郎さんが、京都に居を構えた尾崎さんを訪ねて対談された様子が『ブルータス』に特集されていました。
松浦さんの「ものを見る眼差しの養い方とは」という質問に尾崎さんは、
「大事なことは結局、自分自身を磨き上げること。美しい自分になろうとする気持ちだと思うんです。まず自分自身を成長させなさい。そうしたら自然に美しいものがわかるようになります」
そして、その手始めとしてファッションが重要だとされ、
「今日何を着るか、考える時間をとる。手当たり次第で外に出てはダメです。外出をしない日も、その日一日の自分にふさわしいファッションを考えて選ぶ。深く考え、深くみつめるということがいかに大事か」
(ブルータス784号より抜粋)
うーん、耳が痛い。
手当たり次第で着ています。私。。。
全くもって深く考えてません。
どんなに部屋をきれいにしてみても、どんなにオシャレなファッションに身を包んでみても、そこに美しい自分になろうという強い気持ちがなければ、それはきっと表面的な美しさでしかないのでしょう。
つまり、ニセモノ。
年を重ねるほど内面が滲み出てくるといいます。
これからは内面に磨きをかけて、いつか「バー・ラジオ」の扉を開けられるような洗練された大人になることを目指して自分自身を磨いていきたいと思います。
「私の流儀は全て茶道に源をなしている」という尾崎さん。
私も同じ茶道を修める身として強く共感するものの、実生活に活かしきれてないところが凡人たる所以(泣)
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