菜箸3つ、へら3つ
菜箸はこの3つだけ。
右から揚げ物用、盛り付け用、炒め物用です。
すべて京都の市原平兵衛商店のもので、もうかれこれ10年以上使っています。
この箸に出会うまでは適当なものをたくさん持っていましたが、今はこの3つだけ。
これからもこれ以上増えることはないでしょう。
市原平兵衛商店は江戸時代から続く宮廷御用達の老舗。
長きに渡り愛されてきた理由は、実際に使ってみると納得できます。
無駄のないシンプルなかたちで使いやすく、そのうえ丈夫。
特に盛り付け箸は、まるで自分がプロの料理人になったような気にさせてくれるほど、美しく盛り付けることができます。
箸なんてどれも同じと思っていましたが、やっぱりいい道具があると何より気分が上がります。
そして、へらもこの3つ。
木べらは炒め物用とお菓子用に分けています。
炒め物用はオリーブの木で作られていてとても丈夫。
料理に使う油はほとんどがオリーブオイルなので、同じ素材というところも何となく味が落ち着く気がします。
昔はよく和菓子を作っていました。お菓子用のへらは通っていた和菓子教室の先生のおすすめのもので、このへらで練り切りを作るととても滑らかできれいに仕上がります。
まさに上生菓子。
今は和菓子専用の道具は断捨離してしまったので、和菓子を作ることはほとんどなくなり、ジャム作り専用になっています。
毎日繰り返される家事。
おざなりにならないよう、道具の力を借りて気分を上げています。
ごはんをいただくお箸も市原平兵衛商店のもの。
ゴマ一粒でも楽々つかめちゃいます。
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