大きな家で小さく暮らす

暮らしのサイズダウンを綴っていきます。

御御御付け

折にふれ読み返す沢村貞子さんの『わたしの台所』。

女優という忙しい身でありながら夫との食卓をなにより大事にし、毎日台所に立ち腕をふるった沢村さん。

献立には変化が大切と、同じ料理が続かないようにつけ始めた献立日記は26年に渡り36冊にも及ぶ。

沢村さんが生まれ育った東京の下町では、味噌汁のことを御御御付け(おみおつけ)と言い、とても大切に思っていたそう。 今では粗食の代名詞になっている味噌汁ですが、現代のように食が多様化されてない時代では健康を司る薬膳のような役割を果たしていたのかもしれません。
ご丁寧に御が三つもつく所以ですね。

沢村さん自身も味噌汁は特別なものとして、
「これだけは毎日、心をこめてつくりたい」と仰っています。

私も毎日欠かさず味噌汁はつくっていますが心をこめて、、、とは言えません。
暑さが厳しいこの時期は、朝の味噌汁が熱中症予防にもなるといいます。
毎日いただく味噌汁だからこそ、丁寧に作らなくてはいけませんね。
なんてったって御御御付けなんですから。

献立日記のおやつの欄によく登場する大学芋。
レシピを読んでるだけで、そのおいしさが伝わってくるようです。

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