大きな家で小さく暮らす

暮らしのサイズダウンを綴っていきます。

夢を叶える

フードスタイリストになるのが夢でした。
はじまりは堀井和子さん。
まだフードスタイリストという言葉もない時代。
レシピ本といっても今みたいにオシャレなものは全然なくて、本当に料理を作るための本というものばかりでした。
そんななか、堀井さんの本は装丁もオシャレで、ページのどこを開いてもワクワク、ドキドキ。
それはまさに見るレシピ本。
器、カトラリー、トレイ、クロス、その組み合わせはどれも真似したくなるものばかりでした。
和、洋、古いもの、新しいもの、いろんなテイストが混ざり合っているのに、なぜかすっきりかっこいい。
今でこそ、和と洋を組み合わせることはあたり前になっていますが、昔は洋食器は同じメーカーのもの、和食器も同じ焼きもので揃えるというのがお約束でした。
なので、堀井さんのスタイリングを見たときは衝撃で心が躍りました。

そんな堀井さん、
昔、何かのインタビューで「私は自分の家のインテリアデザイナー」というようなことを仰っていました。
そして、あくまで自分は「主婦」なのだとも。
何より家のことを大事にし、その暮らしを心から楽しんでいる。
そんな潔いスタイルを見て、その時しがないパート主婦だった私は、その言葉に随分と励まされたのを鮮明に憶えています。
それからは主婦という肩書きに誇りをもって、家のことも楽しめるようになりました。

フードスタイリストを職業にすることはできませんでしたが、我が家専属のスタイリストとして夢を叶えています。

昔サンクであった堀井さんのイベントで買った北欧のカッティングボードと堀井さんデザインの包装紙。

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