大きな家で小さく暮らす

暮らしのサイズダウンを綴っていきます。

不易流行

スクラップブック続きです。

これも30年くらい前のもので、
確かananの切り抜きだと思います。
テーマは「ジーンズ着まわし編」
一週間、その日のスケジュールに合わせたジーンズの着まわしを展開したものです。
イラストは大好きなメグホソキさん。
メグホソキさん自身もとてもセンスのいい方なので、書くイラストもやっぱりオシャレ。
30年経った今見ても全く色褪せていません。

少し前、好きなファッションが変わったと書きました。
年齢を重ねれば、体型、顔、そして心の持ちようも変わっていきます。
20代の頃はとても似合っていたものも、40代になって着てみると何か違う、、、
そのことは気持ちをちょっぴりブルーにさせます。
この頃急に明るい色を着たくなったのは、そんな気持ちをふり払いたいと思ったからかもしれません。

でも、30年前のこの切り抜きを見てやっぱりいいなあと思い、ベースにある「好き」はずっと変わってなかったんだと感じました。

ー不易流行ー

松尾芭蕉が「奥の細道」の旅の中で見出した芭蕉俳詣の理念の一つ。

「不易を知らざれば
基立ちがたく
流行をわきまへざれば
風 新たにならず」
(去来抄)

その意味は、
新しみを求めて変化を重ねていく流行性こそ不易の本質であるということだそうです。

いつまでも変化することのない「不易」、 時代に応じて変化する「流行」、
変化を受け入れつつ、それに対して柔軟に対応していく。
しかし、その根っこにあるものは時が変化しても決してぶれることはない。
もし、そこがぶれてしまえば、ただの流行りものに乗せられた薄っぺらい人になってしまうということなのかなと思います。

今年の夏は久しぶりにジーンズに白Tシャツで颯爽と歩きたいと思っています。

裏のページにはこんな切り抜きが、、、
さすがに時代を感じます(笑)

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