文通
友人のなかで一人、携帯電話を持たない人がいます。
それはポリシーというトンがったものではなく、ただ必要がないから持たないという自然なもの。
私よりも若い女性なのですが、素朴で優しくて慎まく、こういう人が本当に美しい人というのだろうなあと尊敬しています。
初めて彼女と出会ったとき、アドレスの交換を申し出ると、
「携帯電話は持ってないので、、、」
と、住所を書いた紙を渡されました。
以来、彼女とは便りを交わしています。
その内容といえば大袈裟なものではなく、時節の安否を伺うものであったり、簡単な近況報告といったものです。
便りにある丁寧で柔らかな文字は彼女の人となりを表していて、読むたびに私も見習わねばと襟を正しています。
彼女との文通は頻繁に交わすわけではないのですが、そろそろ、、、と思って便りを送ると、それが届くのを待たずに彼女から便りが届いたということが何度かあって、お互いびっくりしたことがあります。
こうしたタイムラグよるサプライズは、アナログならではですね。
文通、、、大切にしたい習慣です。
切手で季節を表すことも日本ならではの素敵な習慣
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