大きな家で小さく暮らす

暮らしのサイズダウンを綴っていきます。

孤独の愉しみ方

私は一人っ子ということもあって か、わりと孤独には慣れている方だと思います。

というより、孤独好き(笑)

買い物は必ずといっていいほど一人で行くし、旅行も基本は一人旅。
海外旅行も一人で行くことがほとんどです。
さすがにバーに一人で行く勇気はありませんが(お酒も飲めないので)、ラーメン屋さんは一人でも平気で入れます。

もちろん、友だちとワイワイガヤガヤするのも大好きですが、お家でひとり、お茶を飲みながらのんびりと過ごす時間も同じくらい大好きです。

孤独、、、というとなんだか寂しくて哀れなイメージさえしてきて、これまで「孤独好き」を公言するのには抵抗がありましたが、『孤独の愉しみ方』を読んで、一人の時間が最も人生を豊かにしてくれるものと気づき、勇気づけられました。

150年前、アメリカの森の中の湖畔に小屋を建てて自給自足の生活をし、何が人生にとって本当の幸せなのかという考えを深めていったヘンリー・ディヴィット・ソロー。

ソローは森での孤独な生活の中から、持たない人の方が幸せになれること、一人の時間が自分を成長させてくれること、そして孤独が何より大切であり、一番の贅沢であることを私たちに教えてくれました。

「最高の芸術は、その日の生活の質を高めることである」

『孤独の愉しみ方 』を読んで、孤独の時間を楽しむことが人生を豊かにしてくれることを学びました。 これからは一人の時間をもっと大切に思い、しみじみと味わいたいと思います。

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『孤独の愉しみ方 』森の生活者ソローの叡智
ヘンリー・ディヴィット・ソロー
服部千佳子 訳

ちょっぴり切ない七草粥

セリ
ナズナ
ゴギョウ
ハコベラ
ホトケノザ
スズナ
スズシロ

七草、、、何年経っても覚えられません(笑)

1月7日になると、母が必ず七草粥を作ってくれました。
年中行事には全く関心のなかった人なのに、なぜかこの七草粥の日は毎年忘れることなく七草粥を作ってくれていました。
私が実家を出て一人暮らしをはじめたときも、1月7日には七草粥をタッパーにいっぱい詰めて届けてくれました。

認知症になった今、料理はもちろん、自分で食べることさえも出来なくなってしまった母。
今は私が七草粥を作り、母の口に運んでいます。

七草粥をいただくと母の味を思い出し、ちょっぴり切なくなります。

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大人買いっ⁈

といっても、ブックオフ(笑)
しかもセールで20%OFF。

もうしばらくまともに本を読んでいません。
特に小説などは読み始めると止まらなくなるので、試験勉強の間は封印していました。
試験勉強が終わって、さあ本を読みまくるぞーと思ったものの、勉強のし過ぎで⁈しばらく活字を見るのもいやになってしまい読めませんでした。

そうこうするうち、今度は仕事が始まり読む時間もなくなり、振り返ってみればまともに読んだ本は一冊もなし。
常に本とともにある私の人生では考えられないことです。

というわけで、今年こそ本を読みまくろーと、年明け早々ブックオフのセールへ走り大人買いしてきました。
まずは封印していた小説を読みまくります。

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お節もグーンとダウンサイジング

結婚したとき、お節は自分で作ると決め、実家から譲り受けた輪島塗の三段の重箱に何種類も作っていました。
暮れになると、朝から晩まで台所に立ちっぱなし。
ある年、無理がたたって元旦にぎっくり腰で動けなくなってしまいました。
それ以来、徐々に種類を減らしていっています。
今年は30日まで仕事だったので、これまでに一番少ない品数になりました。

だし巻き卵、黒豆、田作り、栗きんとん。
何は無くとも栗きんとんだけは必ず作ります。
栗きんとんは、以前はくちなしの実を入れて色鮮やかにしていましたが、くちなしの実は中国産が多く、最近は入れていません。
色は悪いですが味に変わりはなく安心して食べられるのでいいかなと思っています。

2日目には大皿に盛りつけます。
いただいた紅白なますを柚子釜に入れると寿ぎな雰囲気に。

そして、お正月には欠かせないのが花びら餅。
今年は京都の鍵善良房のもの。
お正月に花びら餅をいただくのも、茶道を習いはじめてからの習慣です。

これからは肩の力を抜いて、ゆったりと過ごすお正月にしたいと思います。

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わが家のお雑煮

お雑煮って、地域性が一番現れる食べ物じゃないかなぁと思います。

だし汁も白味噌赤味噌、すまし汁から鶏や魚まで地方によっていろいろ。
具もしかり。
メインのお餅も、私の故郷では丸餅でしたが、今住んでいる関東は角餅。
香川県ではあんこ餅を入れるとか、、、驚愕です。

さてさてわが家のお雑煮は、、、
東京出身の夫に合わせて関東風のすまし汁仕立てです。
お雑煮のときは少しいい鰹節をたっぷり使って出汁をとります。
具は、こんがり焼いた鶏の胸肉に大根、小松菜、かまぼこ、生麩、三つ葉、柚子。
もちろんお餅もこんがり焼きます。

大根は瓢型にくり抜いて。

お雑煮はシンプルな料理なだけに、作る人の腕が試される難しい料理だと思います。
そして、一年に一度しか作らないからなかなか上達にもつながりません。
私も10年以上作っていますが、毎回反省することばかり。
未だに夫から合格点は貰えません。
来年こそは合格点を貰えるよう、これから一年間、料理の腕を磨いていきたいと思っています。

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一年の始まりは大福茶から。

新年、あけましておめでとうございます。

わが家の新年は、大福茶から始まります。

大福茶とは、京都に古くから伝わる慣しで、新年を祝って元旦にいただく縁起のよいお茶のこと。

お茶のお稽古をはじめて以来、ずっと続いている元旦の決まりごとです。
お茶の中に昆布と梅干しを入れていただきます。

年末になるとお茶屋さんの店頭にはこぞって大福茶が並びますが、大福茶はいつも一保堂のものにしています。
一保堂の大福茶は上等な玄米茶を使用していて、新年にふさわしい贅沢なもの。
お湯を注ぐと炒った玄米の芳醇な香りも楽しめます。

新しい年の始まりは、無事に新年が迎えられた喜びと無病息災を願って、大福茶をゆっくりといただきます。

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